可塑状グラウト協会

可塑状グラウトの最先端技術のパイオニア 社会資本の築造・補強・補修で技術大国・日本に貢献します

可塑状グラウト協会

シールド注入部会 部会長ご挨拶

 

 

 

 

小野田ケミコ株式会社 

シールド事業部 事業部長 

肥田 淳吾 

 

 

シールド工法は、1917年(大正6年)に着工した秋田県の羽越本線折渡トンネルの一部区間で単線シールドが採用され、我が国において百有余年の歴史を持ちます。彼の有名な「関門トンネル」においても、世界で初となる海底鉄道トンネルを完成させました。今日では地下鉄に加え、道路、上下水道、共同溝等、重要な社会インフラの整備に欠かせない都市土木技術のひとつとなっています。

私たち「可塑状グラウト協会シールド注入部会」におきましても、会員の皆様はじめ多くの方々のご協力のもと、常に新たな技術革新に挑戦し続けて参りました。その中でも「裏込め注入工法」では特に、大きな成果を遂げてきたものと自負しております。今後も、地下水に希釈されにくい注入材料の開発、地盤の安定、施工工程の短縮など、新たな技術的課題に取り組み、「安全で住みよい街づくり」に貢献する企業連合体として精進して参りますので、改めまして当部会へのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。